Light & Dark Museum

制作期間:2019/5
担当箇所:All
使用技術:Rhinoceros + Grasshopper、Twinmotion

渋谷川と明治通りに挟まれた敷地に建てられる美術館の提案。それぞれに面するエリアをLight AreaとDark Areaと名付け、裏表の関係にあるテーマの展示を並行して実施する。鑑賞者は両エリアを自在に行き来することができ、最上階からは全体を俯瞰できる。

Dark AreaとLight Areaをつなぐ階段を自在に仕切ることで、展示に合った様々な鑑賞ルートを作り出すことができる。

制作のきっかけ

物理的な建築は、一度つくられるとその空間構成は基本的に固定されるが、使用していく中で空間構成を変化させたい場面もあるだろう。そこで、その場の状況に応じて柔軟に構成を変えられるような空間のあり方を考えてみた。

工夫した点

階段の仕切りの向きを90度変えるというシンプルな操作で、美術館内のルートを大きく変化させられるようにした。

振り返って

空間構成を変化させるには大規模な操作が必要だと思っていたが、比較的シンプルな操作でそれを実現できた。これにARなどのデジタル技術を組み合わせることで、さらに柔軟な空間構成の操作が出来ると考えられる。

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