手話っと塗り絵

制作期間:2023/11~2023/12、2024/2
担当箇所:チームリーダー、企画、Unity開発
使用技術:Unity、Meta XR SDK、Meta Quest 3
共同制作者:Taiki Ose、Tenma Uchiyama

「失われた色を手話で取り戻す」的当てVRゲーム。

ハンドトラッキングによって色の手話が認識されると、その色のボールが召喚される。色が失われた物や動物に正しい色のボールを当てると、物や動物の色が取り戻される(たとえば真っ白な草に緑色のボールを当てることで、草の色が緑色に戻る)。色の手話を、見本を真似ながら学べる練習モードも用意している。

Funcreate 2nd(株式会社イマクリエイトの短期インターンシップ)にてチーム制作。

作品紹介動画

制作のきっかけ

VRを使って人々のコミュニケーションを促進できる体験づくりに興味があるなか、XRスタートアップのインターンでハンドトラッキングを活用したVRコンテンツを制作することになった。そこで、手話によるコミュニケーションを楽しく学べるゲームを思いついた。

工夫した点

企画面では、物理現実ではなくVRだからこそ出来る体験(今回の場合、手話によってアイテムを召喚できること)の創出を意識した。開発面では自らも手を動かしながら、チームリーダーとしてGitHubによるプロジェクト管理の方法を学んでメンバーの開発作業を取りまとめることに努めた。

振り返って

企画を早い段階でまとめることができたため開発に時間をかけられ、ユーザが楽しめる体験になるよう細部までこだわることができた。一方で、様々な人にコンテンツを体験していただくなかで、人によってはボールを投げる(すなわち、ボールを放すタイミングで手を開く)動作がうまく作動しないというハンドトラッキング特有の課題を発見した。今後も新しい技術を活用したコンテンツをつくる際は、その技術特有の課題が出てくると考えられるので、実際に使って検証を重ねることでそういった課題を見つけていくことを心掛けたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です