制作期間:2024/1
担当箇所:All
使用技術:Unity、Playmaker
本作は不可視の電車をモチーフにしたAR作品である。あなたは音や影など、電車の輪郭によってのみその存在を感じることができる。その電車が見る景色を外から知ることはできない。そしてそれは、人にも言えることかもしれない。 見えない電車は、あなたがデバイスを開く前から/閉じた後も、あなたの周りを走り続けているだろう。この電車とあなたはどこを走り、何とすれ違い、どこへ向かっていくのか。
作品リンク
(少なくとも2.5m四方の広さがある空間での体験を推奨。)
作品紹介動画
制作のきっかけ
人の「(基本的に)レールの上を走る」「レールを乗り換えることも出来る」「時にすれ違う」状況を電車になぞらえたいと考えた。人が見たり感じたりしている景色は外からは分からないことから、外からは電車の走る世界が見えないシーンを作ろうと思った。
工夫した点
電車自体は見せずその影は床に映し、さらに電車の内部に入った時のみSkyboxが映されるような状況を作るために、シェーダーのコーディングに時間をかけた。また体験者の位置に応じて電車を動かすか電車の走る世界を動かすかを切り替えられるプログラムをPlaymakerで実装した。
発表・展示
2024/2 | NEWVIEW SCHOOL 2023卒業作品展「COLLIDER ENERGY」にて展示。 |
2024/2 | NEWVIEW SCHOOL 2023菅ゼミ賞を受賞。 |